品質への取り組み

当工房では、より品質の高いワインを目指し「自然回帰のワイン醸造」に取り組んでいます。

ハイテク技術や多くの製造助剤などを使用することなく、ブドウが本来持っているおいしさを最大限引き出し、フレッシュ感のあるワイン造りをめざします。

今後とも、皆さまから忌憚なきご意見やご要望をお寄せいただければ幸いです。

ブドウ本来の美味しさを

当工房ではガラス樽を使った「びん発酵・びん熟成」のワインを作っています。

木の樽を使わないためブドウ以外の成分が混じらず、ブドウが本来持つ美味しさを堪能することができると評価いただいております。

ブドウの美味しさがストレートに出るだけに、原料となるブドウの品質が重要になってきます。当工房では信頼できる生産者の方から、確かな品質のブドウを提供いただいています。

良い原料を使っていますので、当然ながら醸造の過程で手を抜くことはできません。工程の一つ一つを丁寧に進め、最高の状態を逃さないようにボトル詰めしています。

品種名や産地の明示

当工房の商品には、「ブドウの品種名」と「ブドウの産地」を明示しています。

生産者の顔が見える国産の原料を、当工房が会津で醸造する。自信を持って「日本ワイン」と呼べる商品です。

酸化防止剤の抑制・保存料の不使用

当工房では、原材料のブドウ、水、イースト菌(酵母)、そして食品衛生法で示されている許容量の半分弱の酸化防止剤を用いています。それ以外の保存料(ソルビン酸K)や清澄助剤などは一切使用しておりません。

ご要望があれば「無濾過(アンフイルター)のワイン」にも対応できます。23リットル(フルボトル約30本分)単位でお申し込み下さい。

 ポリフェノールたっぷり

ワインには健康に良い成分が含まれていることがよく知られております。そのなかでもポリフェノールは、ワインの効能を語る際に必ず出てくる成分と言えるでしょう。

当工房で醸造している「山ぶどうのワイン」は、酸味のある色あざやかなワイン。自然環境に恵まれた猪苗代町の磐梯山麓で、丹誠込めて栽培された山ブドウを使用しています。

この「山ぶどうのワイン」には、通常の赤ワインと比較してより多くのポリフェノールや鉄分を含んでいることが判りました。ポリフェノールによる動脈硬化防止に期待したいものです。

「山ぶどう果実」の定量分析結果
品名 ヤマブドウ果実
試験機器 分光光度計
分析方法 フォーリン・チオカルト法
総ポリフェノール含量
(没食子酸換算)
697.6 [mg/100g生重量]
doc_polyphenol_yamabudou

「山ぶどう果実」の定量分析結果
(2008年12月、福島県ハイテクプラザで分析)

線量検査

ぶどうとワインのどちらも試料検査をおこなっています。いずれも不検出ですのでご安心ください。